左腰ばかり痛くなるというクライアントさんが来られました。

 

病院ではいわゆる腰椎ヘルニアとの診断。

身体を触診、動きを見ると右腕からの問題。

 

そのまま伝えると、、はあ？みたいな顔

 

腰が悪くて来てるのに右腕の治療するの？と少し納得いってない様子。

 

 

「左の後輪ばかり何度もパンクする車に乗ってたら車体の他の部分に問題あるかもと思いません？

荷物を片側に積みすぎてたり、他のタイヤが地面を踏んでなかったりで左後輪に負担がかかって頑張って頑張ってパンクしちゃった感じ？

左腰を矯正したりゆるめたりはとりあえずパンクを直してると同じです。しっかり車体をバランスよくどのタイヤにも均等に負荷がかかるように調整します。」

 

 

と例え話をしたところ納得いただけました。

 

痛い所＝悪い所ではないケースがほとんど。

ヘルニアが悪いのではなくヘルニアになるような身体の使い方に問題があります。

ヘルニアが痛みを出すという事も否定する論文も多いです。

 

当院では病名にとらわれずその人その人に起こっている問題をみます。

 

痛い所は正常に働けていない所をかばってくれている良い子です。

 

 

会社でもサボっている人がいれば真面目な人にその分しわ寄せが。。

真面目な人を癒してあげることも大事ですが根本解決にはなりませんよね？

 

働けてない人を働けるように誘導するのが僕ら治療家の役割だと思ってます。

 

あとは身体が本来持っている自己治癒力におまかせします。。

 

この方は動きや痛みも改善。
身体は機械や会社ではないけれど例え話は大事ですね。